ベーシックストラテジーでブラックジャックの勝率アップ!使いこなすコツや注意点を紹介

ベーシックストラテジーとは?
ベーシックストラテジーは、世界中で人気のカードゲーム「ブラックジャック」の勝率アップに繋がるテクニックのひとつ。
「Basic(基本)」「Strategy(戦略)」という名前のとおり基本的な戦略でありながら効果が高く、ブラックジャックで勝つために必須のテクニックです。
そもそもブラックジャックは投資に対するリターンが高いカジノゲームですが、確立された戦略に則ってプレイすることで還元率が99%以上になります。
ベーシックストラテジーは初心者でも使える
やり方は、プレイヤーの手札とディーラーの見えているカードの組み合わせを「ストラテジーチャート」と呼ばれる表に照らし合わせるだけ。
初心者でも簡単に期待値が高いアクションがわかります。
ベーシックストラテジーが使える条件
ベーシックストラテジーを使うための条件は次の2つ。
条件と聞くと不安になる人もいるでしょうが、要するにラスベガスをはじめ世界中で採用されている最もポピュラーなルールなので心配はいりません。
- 6Deck(ジョーカー除く52枚✕6デッキ)
- ディーラーがソフトハンド「17」でスタンド
以下で紹介するベーシックストラテジーチャートは上記を基準としており、条件が変わると期待値に誤差が生じます。
まったく使えなくなるわけではありませんが、ルールの確認は忘れずに行いましょう。
以下の画像でいえば、2行目に黄色で書かれている「Dealer must stand on 17 and must draw to 16」がディーラーのスタンド条件です。

ベーシックストラテジーチャート
ベーシックストラテジーチャートとは、ブラックジャックにおいてベーシックストラテジーを行うための完成された表です。
ベーシックストラテジーチャート参照すると状況に応じた適当なアクションがわかるため、プレイの安定感が高まります。
ベーシックストラテジーチャートの見方
ベーシックストラテジーチャートは、プレイヤー側の手札(ハンド)とディーラー側の表カード(アップカード)の組み合わせから適切なアクションを決める表です。
- プレイヤー側|手札の合計
- ディーラー側|表に表示されているカード
以上の条件を以下の表に当てはめ、適切なアクションを探します。
注意するべきポイントは、プレイヤーの手札に「A」がある場合と「同じ大きさのカードが2枚」ある場合。
それぞれの状況に応じて対応するベーシックストラテジーチャートが異なります。
- ハードハンド|プレイヤーの手札に「A」がない、または「A」を「1」としか数えられない
- ソフトハンド|プレイヤーの手札に「A」があり「1」「11」のどちらとも数えられる
- スプリット|プレイヤーの手札に「同じ大きさのカードが2枚」ある
少々複雑に感じるかもしれませんがポイントはAがあるか、Aを11と数えられるか、同じ大きさのカードかの3点です。それぞれに応じてベーシックストラテジーチャートを使い分けます。
H=ヒット|S=スタンド|D=ダブルダウン|H2=サレンダー(またはヒット)|P=スプリット



- H(ヒット)=カードを1枚追加
- S(スタンド)=カードを追加しない※ステイともいう
- D(ダブルダウン)=掛け金を倍にしてカードを1枚追加
- H2(サレンダー)=掛け金の半分を支払いゲームを降りる(ルール上サレンダーがない場合はヒット)
- P(スプリット)=同じカードをそれぞれ別の手札として分割してゲームを続行(掛け金は同額)
ブラックジャックで最も多いハンドはハードハンドです。
ベーシックストラテジーを使いこなすポイント
ベーシックストラテジーを使いこなす上で覚えておくべきポイントを紹介します。
最後まで徹底する
ベーシックストラテジーを実践する上で最も難しいのは、一貫してベーシックストラテジーチャートにそったアクションを徹底することでしょう。
ベーシックストラテジーチャートが示すのは「期待値が高いアクション」であり、必ず勝てるアクションではありません。
あくまでも期待値である以上は運悪く連続して負けることもありますが、不安になる気持ちを抑え最後まで徹底することが大切です。途中で戦略を変更してしまうと逆効果になる可能性があることを覚えおきましょう。
インシュランスは基本的に使わない
ブラックジャックには、ディーラーのアップカードが「A」だった場合に「『10』『J』『Q』『K』のいずれかとの組み合わせでブラックジャックが成立(ナチュラルブラックジャック)するか」という別のギャンブルを発生させられるルールがあります。
ディーラーがブラックジャックだった場合は勝ち目がなくなりますが、インシュランスが成功(ナチュラルブラックジャック成立)すると追加の配当が得られ負けを帳消しにできるルールです。
文字どおり「Insurance=保険」をかけられるお得な選択肢に見えますが、ナチュラルブラックジャックが成立する可能性は30%ほどと低く、期待値は高くありません。
ほかのプレイヤーが2~3人いて、その誰もが10以上のカードを持っていない場合は期待値が若干上がりますが、基本的には使わないほうがよいでしょう。
ベーシックストラテジー✕ほかの攻略法で勝率アップを狙う
ブラックジャックやポーカーなどのカードゲームは、確率論などを基に理論的に構築、改良された攻略法をどれだけ実践できるかが勝敗を左右します。
ベーシックストラテジーは、あくまでも基本的なアクションを決めるための指標です。
戦略的にも限界があるため、ほかの攻略法と組み合わせて補完しましょう。
ブラックジャックの攻略法
ブラックジャックには、ベーシックストラテジーのほかにもさまざまな攻略法があります。
- ベーシックストラテジー
- カウンティング
- ローリスク・ローリターン投資法
ーウィナーズ投資法
ーグッドマン法
ーバーネット法
ー10%投資法
ー2in1法
ー31システム投資法
ーラブシェール戦法
ーピラミッド法 - ローリスク・ミドルリターン投資法
ーパーレー法
ーイーストコーストプログレッション法
ーモンテカルロ法
ー10ユニット法 - ミドルリスク・ローリターン投資法
ーマーチンゲール法
プレイスタイルやその時の状況などに応じ適当な攻略法を選択できれば、ブラックジャックで長期的に勝ち続けることができるでしょう。
カウンティングができればブラックジャックで負けない?!
「カウンティング」は、ブラックジャックにおける必勝法ともいえる強力な攻略法です。
あまりの強力さからほとんどのランドカジノ(実店舗)で禁止されており、見つかると強制退場や出禁になるほど。
オンラインカジノはディーラーからプレイヤーが見えないため、カウンティングし放題です。メモやPCを使ったカウンティングも容易ですが、荒稼ぎできるかというとそうでもありません。
- 効果があるのはライブカジノだけ
- ランドカジノとデッキ数が違う
- 履歴から怪しまれる可能性がある
ランドカジノに比べ、目線などでカウンティングを悟られる可能性は低いでしょう。しかし、ベットのタイミングや結果からカウンティングの可能性を怪しまれるリスクはゼロではありません。
最悪の場合は賞金没収、出金拒否やアカウントが凍結される可能性もあるため、オンカジでも積極的な使用は避けたほうが賢明です。
ブラックジャックで勝てないならベーシックストラテジーをマスターしよう!
ブラックジャックは、ポーカー(テキサスホールデム)などと同じくプロが存在する「勝てるカジノゲーム」のひとつ。
還元率95~102%程度とされるブラックジャックにおいて、平均的に100%を超えるためにプロが使うのがベーシックストラテジーをはじめとするさまざまな攻略法です。
ベーシックストラテジーは、基礎的なテクニックでありながら、正しく実践すれば還元率が99%を超えるとされるほどの効果が期待できます。
ブラックジャックで思うように勝てないのであれば、まずはベーシックストラテジーをマスターするとよいでしょう。