オンラインカジノの本人確認(KYC)とは?
本人確認(KYC)を完了させるまで獲得した賞金を出金できなくなっていますが、日本人にとって当たり前の基準で安全性が担保されるかどうか不安ですよね。
これからオンラインカジノをはじめてみようという段階のユーザーにとっては、とくに気になるポイントでしょう。
オンラインカジノの本人確認(KYC)について、必要性や安全性などを紹介します。
この記事を読んでわかること
オンラインカジノの本人確認(KYC)について詳しく知りたいという人は、ぜひ読んでみてください。 |
本人確認(KYC)はオンラインカジノの安全性を証明する一手段
オンラインカジノはマルタやキュラソーなどのライセンスを取得して運営されていますが、それらのライセンス取得要件には本人確認の義務化が盛り込まれています。
「オンラインカジノの信頼性がわからないから個人情報を与えたくないんだけど?」という方もいるでしょう。
ただ、オンラインカジノの信頼性を推し量る上では、むしろ本人確認(KYC)が行われないほうが問題です。
本人確認(KYC)が行われる=ライセンス条項に則った健全なオンラインカジノの可能性が高いと判断する1つの基準になります。
本人確認(KYC)は絶対に必要なの?
本人確認(KYC)を完了しないとオンラインカジノをプレイできないわけではありません。
本人確認(KYC)が必要になるのは、主に次のような状況です。
本人確認(KYC)が必要になるタイミング
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とはいえ、不正が疑われる場合などに本人確認(KYC)を求められるのは例外的。
大半の方が本人確認(KYC)を求められるのは初出金時でしょう。
※当せん金は、販売額と当せん口数によって変動します。
逆にいうと、出金しなければほとんどの方は本人確認(KYC)なしでオンラインカジノをプレイできるということです。
●一部条件下では本人確認(KYC)不要のオンラインカジノもある
次のような仮想通貨メインのオンラインカジノの中には、実質的に本人確認(KYC)不要で利用できるところもあります。
- ビットカジノ(Bitcasino.io)
- スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)
- クラウドベット(Cloudbet)
- ライブカジノアイオー(LIVE CASINO.io)
- ステークカジノ(Stake Casino)
- エンパイアアイオー(EMPIRE.io)
- エンドアカジノ LITE版(ELDOAH Casino LITE)
たとえば世界初の仮想通貨決済導入オンラインカジノとして知られるビットカジノでは、仮想通貨での入出金に限り本人確認(KYC)不要です。
高額入出金や不正が疑われる場合などに本人確認(KYC)を求められる可能性はありますが、必須ではないので覚えておきましょう。
本人確認(KYC)が求められるのは原則1回のみ
2回目以降は金額の大小にかかわらず入出金ともに本人確認(KYC)は必要ありません。
本人確認(KYC)は何日かかる?
不備があったり画像が不鮮明だったりすると、修正などを含め1週間程度かかることもあります。
●余裕を持って事前に手続きを済ませておくとよい
オンラインカジノの本人確認手続きには少なくとも数日程度かかることが多いため、仮に「今すぐに出金したい」と思っても間に合いません。
事前に必要書類や画像を用意して滞りなく本人確認手続きが進むように備えるほか、余裕がある段階で本人確認(KYC)を済ませておくのも手です。
中には、本人確認(KYC)完了でボーナスが受け取れるオンラインカジノもあります。
より効率よくオンラインカジノで稼ぐための方法を検討しましょう。
本人確認(KYC)の必要書類
オンラインカジノの本人確認(KYC)では、主に次の3種類の証明書類が必要です。
- 本人確認書類
- 住所確認書類
- 決済方法確認書類
上記の証明書類をスマートフォンやPCのカメラで撮影し、画像データとして提出します。
また近年日本では「eKYC」という方法が広まっていることからも想像できるとおり、将来的にはオンラインカジノの本人確認手続きの方法も変化する可能性が高いでしょう。
●本人確認書類
本人確認書類は、以下のような顔写真入りの身分証明証が該当します。
本人確認(KYC)で利用できる本人確認書類・身分証明書
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いずれも顔写真、氏名、生年月日、発行日、有効期限などが確認できるものでなければいけません。
●住所確認書類
住所確認書類は、以下のようなものが該当します。
本人確認(KYC)で利用できる住所確認書類
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いずれも3か月以内に発行されたもので氏名、現住所が確認できるものでなければいけません。
手元にあるものを利用すればよいですが、現在はマイナンバーカードがあればコンビニで住民票を発行できるため、住民票が最も現実的な住所書類といえるでしょう。
●決済方法の確認書類
オンラインカジノで利用する任意の決済方法に関して、それを証明する書類の提出が必要です。
オンラインカジノによって利用できる決済方法が違いますが、たとえば次のようなものを提出します。
- クレジットカードの画像(両面)
- 電子決済サービスのアカウント情報を確認できるスクリーンショット
クレジットカードの場合、必須となる券面情報はおおむね氏名、カード番号の上下4桁程度、有効期限などです。
カード番号の不要な部分およびCVCやCVVは物理的に隠した状態でスマートフォン、PCなどで撮影した画像を利用します。
画像加工アプリなどで隠したものは利用できない場合があるため注意しましょう。
スクリーンショットの場合、当該WebページのURLと氏名および口座番号などが同時に確認できるものが一般的です。
すべての情報が入るよう画面を表示してスクリーンショットを撮影しましょう。
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クレジットカードは不正利用されない?
もし本人確認(KYC)時点の情報とクレジットカードの氏名が異なっていた場合、改めて本人である証明ができるまで出金できなくなる可能性があります。
また学生証や保険証は、基本的に身分証明証として使えません。
中には顔と一緒に撮影するなどの方法で許容されることもあるようですが、原則的には身分証明証にはならないと理解したほうが賢明です。
本人確認(KYC)必須と不要のオンラインカジノはどっちがよい?
本人確認(KYC)の要不要に関しては、それぞれ一長一短あり一概に決めつけることはできません。
ユーザーの希望によっても変わりますが、たとえば次のようなメリット、デメリットがあることを理解しておきましょう。
●本人確認(KYC)なし:メリット
- 個人情報を提出する必要がない
- すぐに出金でき
●本人確認(KYC)なし:デメリット
- 仮想通貨が必要
- VIPボーナスなどを受け取れない
仮想通貨限定などの制限はあるものの、本人確認(KYC)不要でプレイできるオンラインカジノなら手間もかからず、個人情報の扱いを気にすることなくプレイを開始できます。
その日のうちに入金から出金まで対応できるスムーズさは、本人確認(KYC)が必要なオンラインカジノを圧倒するでしょう。
一方で、仮想通貨でプレイできるカジノゲームに制限があったり、デイリーボーナスやVIPボーナスが受け取れないなどのデメリットもあります。
ボーナス獲得条件に本人確認手続きの完了が含まれている場合は注意しましょう。
まとめ
オンラインカジノによって、本人確認(KYC)の有無は異なります。
本人確認がないオンラインカジノは、個人情報を知られずに遊べるといったメリットがありますが、入出金方法に限りがあったり、VIPボーナスが受け取れないなどのデメリットが生じます。
また、ここ数年多くのオンラインカジノでは、本人確認が必須となっています。
これは取得しているライセンスがプレイヤーの本人確認を必須を求めているなど、安全に遊べる環境つくりの一環となります。
本人確認の有無でオンラインカジノを選ぶ際は、メリットとデリットをしっかりと比較しながら選びましょう。
よくある質問 FAQ:本人確認(KYC)
Q:オンラインカジノの本人確認(KYC)とは何ですか?
Q:本人確認(KYC)は必ず必要ですか?
Q:本人確認(KYC)に必要な書類は何ですか?
・本人確認書類: 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどの顔写真入りの身分証明証。
・住所確認書類: 住民票、公共料金の明細書、携帯電話の請求書など。
・決済方法確認書類: クレジットカードの画像や電子決済サービスのアカウント情報のスクリーンショットなど。